ひだまり通信 55号
梅雨の食養生
梅雨時期はどんより曇り空に雨。気分もどんよりしがちな方も多いのではないでしょうか。 雨が続いて空気中の湿度が高くなると、体の中にも水分が溜まりやすくなります。すると体も 重だるくなってしまいます。体の中の余分な水分を東洋医学では【湿邪】と呼びます。この湿 邪が増えると体の重だるさやむくみを引き起こす他にも、胃腸消化器系に負担をかけるの で、食欲不振、胃痛、胃もたれ、下痢などの症状を引き起こしやすくなります。 梅雨のだるさや夏バテを予防するためには、水はけの良い体作りが大切です! 普段の食事に湿邪を払う食材を取り入れて夏の湿邪に備えましょう!
はとむぎ
胃腸を丈夫にし、
体内の余分な水分を
排出する効果があります。
きゅうり
体の余分な熱を冷まし、体内の水分量を調 整し、
むくみを改善する効果があります。
★その他にも、いんげん豆、とうもろこし、セロリ、玉ねぎ などにも水分を排出する効果がありますよ!
☆冷たいものの取りすぎは、胃腸に負担がかかり、 体内に水分を溜めやすくなるので特に注意しましょう!